車もハイブリッドなど燃費のいい車が多くなってきましたが、タイヤの世界も低燃費タイヤと言って、従来のタイヤよりも燃費が伸びるタイヤが多くなりました。
低燃費タイヤって??
なぜ、燃費がよくなるの?
「進む」「止まる」「曲がる」の車の基本的な動きが出来るのは、タイヤが地面と接していて、タイヤと地面の間の摩擦があるからです。この摩擦のことを「転がり抵抗」と言います。
レーシングカーは、「進む」「止まる」「曲がる」を確実に行わないといけないので、転がり抵抗が高いタイヤを使っています。転がり抵抗が高いということは、それだけ摩擦力が働くので、その分燃料が必要で、燃費が悪くなります。
低燃費タイヤは、この「転がり抵抗」を、低く抑えたタイヤです。よく転がるので、同じ燃料でも遠くまで転がり、結果、燃費がよくなります。
転がり抵抗が低いからと言って、「進む」「止まる」「曲がる」の基本的が動きは損なわれていませんので、ご安心ください。
どのくらい燃費が良くなるの?
低燃費タイヤには、転がり抵抗の性能によって、いくつかに分類されます。
一般的には、下記の表のような燃費が改善されます(※運転の状況によって、値は変わります)。
- 燃費改善率確認表